先日、ずっと仕込んでいたミャンマー版キャリア情報プラットフォームをようやくローンチさせて頂きました。(まだまだ足りないところばかりなのですが…)
詳細はこちら
そのプロダクトについて本日は説明させて頂きます!
目次
『キャリア情報プラットフォーム』とは
概要
我々は、キャリアに関する全ての情報が全て体型的にまとまっているWebサイトを『キャリア情報プラットフォーム』と呼んでいます。
日本で当てはまるとすればリクルート社の『スタディサプリ進路(旧リクナビ進学)』、マイナビ社の『マイナビ進学』かなと思います。
このプラットフォームでは若者がなりたい自分(夢・職業)を見つけ、そのなりたい自分になるために必要な情報を全て獲得できるようサポートしていきます。具体的には業界情報(定義や将来性など)、各職業の簡単な概要(定義・給与・必要な資格・向いている人柄・やりがいなど)から、その職業に就くために必要な学問、その職業に就くための近道になり得る学校(大学や専門学校、職業訓練学校)情報まで掲載していきます。(奨学金情報などその他の情報・記事も盛り込む予定)
競合は?
学校情報を検索できるwebサイトはミャンマーにもいくつかある(edge, myanlearn, course.comなど)のですが情報が豊富にあるわけではなく、なりたい職業から調べることができるわけではありません。ただ、なりたい職業から調べることが本当にユーザーから必要とされており、事業として成り立つかという視点から改めてこのマーケットリサーチ期間にしっかりと確かめたいと思います。
ビジネスモデル
学校(大学や専門学校、職業訓練学校)の広告掲載を基本的には考えています。しかし、現在(2018年)のミャンマーの状況からして学校側がお金を多く持っているわけではなく、FB大国のミャンマーの特徴が裏目に出てマーケティングをしたとしても全てFBでマーケティングを行いwebにマーケ費を割かないという大きな壁があります。しかし、この状況は次第にFBからwebへとマーケットがシフトしていくことにより改善されていくのではないかと考え先行投資としてこの分野での事業をスタートさせています。
事業可能性
そもそもミャンマー人は教育熱が高いと言われています。新卒の平均給与が1.5万円ほどであるのに1ヶ月あたり2500円(週末だけ)の学校・塾に通っている社会人もよく見かけます。しかし、学校・塾のレベルは決して高いわけではなく暗記教育のみが施されている学校もよく見かけます。口コミで情報は広がり、情報は近一化されていません。お金だけ高く、無知な市民を騙すようにビジネスをしている学校・塾も多くあります。つまり、学校・塾の情報を整理することの必要性は十二分にあるのです。その意味でいくと我々のビジネスは社会的インパクトという観点から見ても可能性の高い事業なのではないかと思います。
Live the Dream既存授業との関係
我々はFacebookを通して多くの情報を届け、ユーザーもFacebookを中心に獲得しています。ミャンマー人は今現在ではFacebookにインターネット使用時間の80%を費やしていると言われています。(検索もFacebookで行い、FacebookページがWebサイトのような役割を果たしている。詳しくはこちら。)
しかし近い将来、webサイトを他国のように使いこなす時代がやって来ます。その時代に向け早いうちからweb上でもSEOを高めていきたい。そこでLive the Dreamもwebサイトの構築に力をもともと入れていました。
現在Facebook上では各職業におけるロールモデルのインタビュービデオやキャリアに関する記事を配信していますがそちらもそのままwebサイトに移管します。特にロールモデルビデオは各職業の概要を示す際に、ユーザーが具体的にイメージが湧き、重要な情報となります。もともとロールモデルビデオと一緒に、そのロールモデルの職業になるために必要なスキルやキャリア、その職業のやりがいなどの情報も提供していました。Facebookだけでは伝えきれなかった情報をwebサイトで整理して提供するイメージです。
現在の開発状況
まずは小さくテストマーケのためにもいくつかの学校情報に絞り掲載し、この情報を元に学校へマーケット調査に出向きビジネス化の可能性を探る予定です。初期コストとして多くは割けないのでまずはwordpressで私ともう一人のミャンマー人と開発しています。
ミャンマーの若者がキャリアについてもっと考える時間が増え、簡単に情報にリーチできる未来に向かって頑張って参ります!
コメントを書く