ミャンマーではあのGoogleが危ない!?〜Google vs. Facebook に学ぶミャンマーIT事情〜

どうもこんにちは。

 

今日はここ、ミャンマーにおいてあのインターネット界の王者Googleの地位が脅かされている、という話をしたいと思います。

 

インターネット界の王者 Google

今日の情報社会では、IT系の会社の名前を聞かない日はない、そんな次元に来ていると思います。

 

特に日頃我々一般人が接することの多い、Google・Facebook・Amazon・LINE・UberなどのB to C (Business to Customer)IT企業の近年の急成長ぶりには驚かされるばかりです。

 

その中でも圧倒的王者・Google。

 

我々がGoogle検索を使って何かを調べない日はないでしょう。

 

「ググる」「グーグル先生」などの用語もその圧倒的な地位により生まれた言葉でしょう。

 

その他にも、Google MapやGoogle Drive、Gmail、Android、さらにはYoutubeなどのサービスにも我々はお世話になっています。

 

そんな世界No.1検索エンジンGoogle。沢山の人がPCやスマートフォンを介して毎日のように利用しているのでそこに広告を出したい!と思う人がいるのは当たり前です。そこで莫大の利益をGoogleは得ている。

 

 

ミャンマーでのGoogle の地位

 

そんな日本人、いや先進国の中で圧倒的存在感を誇るGoogleはここ、ミャンマーを始めとする途上国ではどんな存在なんでしょうか。

 

最初に言ってしまいましょう。人口のほとんどはGoogleで検索することもなければ、Googleの存在さえ知りません。

 

(もちろん、大学を卒業している人などの知識人はGoogleを使いこなしています。ただ、ミャンマーで大学卒業者というのは人口の7%のみです。)

 

じゃあ、人々は何を使って検索しているのか?そもそも検索なんてしないのか?

 

答えは「Facebook」です。

 

Facebookを使って検索をする!?

 

 

我々日本人からすると意味が一見すると分からないかもしれません。

 

日本人がTwitterで流行りのワードを検索する感じですかね。

 

Facebookの検索欄でキーワードを入力して検索してしまうんです。

 

例を挙げましょう。

 

 

この前、町の人に

 

 

「新しくできた『IPPUDO』がどこにあるか知っているか?」

 

ということを尋ねました。すると彼はFacebookのアプリを開き、検索欄に’ippudo’と打ち始めたのです。

 

すると『IPPUDO』のFacebookページがヒットし、住所も無事確認できました。

 

そう、ミャンマーではFacebookが検索エンジンの役割を果たしていたのです。

 

何故ミャンマーではFacebookがGoogleを代替しているのか?

 

ミャンマーのフォントはZawgyiとUnicodeという二種類がありますがそれらは以下のような特徴を持ちます。

Zawgyi→庶民は皆使うことに慣れているが、国際的に認められていない

Unicode→庶民はほとんど使うことができないが、国際的に認められており政府もUnicodeの使用を勧めている

 

世界ではUnicodeというキーボード基準が存在するために皆世界のどこにいても不自由なくキーボードを打つことができるのです。ですがUnicodeがミャンマーで浸透する前にZawgyiは庶民の間で浸透して行ってしまいました。(これにはUnicode開発者が破格の高値でマーケットに出したためとの噂も)

 

その庶民が使うZawgyiに対応しているか否か。それだけです。

Facebookは対応しているしGoogleは対応していない。

GoogleでZawgyiを使おうとすると頻繁にバグが発生してしまう。こうなるとビルマ語でGoogleを使う気にはならず、英語のできない庶民はZawgyiに対応しているFacebookで何でも調べてしまうのです。

 

もちろんここにはUnicodeを庶民に浸透させようとする政府とGoogleの交渉なども関係してくるだろうが、Googleがどうにかしてミャンマー人がGoogleを使えるようにする日は近いと思われます。

 

 

 

いずれにせよ、ここ途上国ではGoogleの地位は完全にFacebookに取って代わられているのです。

 

Googleの

 

『世界中の情報を整理し、世界中の人々がアクセスできて使えるような社会を作る』

 

という使命がこのミャンマーでは果たしづらくなっている、そんな状況がここにはあります。

 

先進国からしてみればこれは驚くべきことかもしれません。

 

 

これからのGoogle

 

近年、世界中でPCによって情報を収集する人は減ってきているそう。それは当たり前のことです。途上国ではPCなど持たず、スマホだけ携えて多大な情報を得ている人がどんどん増えているから。

 

モバイル端末では人々はウェブブラウザを開き使用する時間より、アプリを開き多岐に渡るサービスを利用している時間の方が圧倒的に多い。

 

つまり、世界中でウェブブラウザを開き使用する人、時間がどんどん減っているのです。

 

そうなると、No.1検索エンジンであるGoogleを使用する人、時間は減り、その分Googleの広告収入が減っていくのは明白です。

 

そう、ミャンマーの状況はそんなGoogleの状況をよく表してもいるのです。

 

さあ、Googleはそんな状況でどんな策を打ってくるのか。

 

もちろん、『あの』Googleです。

 

巻き返してくるに違いありません。

とは言えど、Googleの今の地位に確固たる事実には変わりありませんが。

 

僕はGoogleの専門家でなければ、ITの専門家でもないので、これ以上の説明は『Google検索でヒットするGoogleブラウザ上の他サイトに譲る』こととします。笑

 

ただ、私が言えるのはここ、ミャンマーでGoogleの機能がFacebookに取って代わられているその事実。

 

これからのミャンマーのIT事情

 

 

さあ、このミャンマーでの状況はこのまま続くのでしょうか。

 

それは誰にも分かりません。

 

しかし、ビルマ語を使いFacebook上で検索して出てくる情報量より、英語を使いFacebook上で検索して出てくる情報量の方が圧倒的に多いのは明白です。

 

情報量が多いということは世界の優れた知はGoogleに存在しています。

 

世界最高峰の知に触れたいならミャンマー人はGoogleを使わざるを得ません。

 

そう、ミャンマー人の発展はGoogleを如何に人々が使うか、Googleを使える人がどれだけ増えていくかにかかっているのです。

 

今、ミャンマー人に求められるGoogleを使いこなせるだけの英語とIT教養。

 

誰がそれらを吸収できるだけの環境を整えていくのか。

 

そう、それは僕たちです。

 

では、今後に期待してください。という言葉を残して締めたいと思います。

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