新代表の就任に関して
弊社 Live the Dream Co., Ltd.は8月後半より、土肥眞麻(Martha Doi)さんを新代表として迎い入れることになりました。
私の帰国後は親会社に所属する学生インターンやミャンマー人スタッフらに助けられながら経営してきました。そのバトンを8月後半より土肥さんに引き渡し、彼女を中心に経営していくことになります。
土肥さんは私の文科省の留学プログラム『トビタテ留学JAPAN』の先輩であり、ミャンマー語も堪能な方です。
Live the Dreamはここからが大事な局面になりますが、その中で最も重視したのが、やはり『どれだけビジョンに共感して頂けるか』でした。
土肥さんはミャンマーでインターンされていた際に”M-LINK”というミャンマー就活支援団体を立ち上げており、原体験も相まってミャンマーの若者のキャリア支援には人一倍想いの強い方です。日本では人材紹介会社で新人賞を獲得するなど数多くの実績を残していた中、弊社にジョインして頂けることとなりました。
新たな仲間と共により大きく企業としても成長し、多くの情報を若者に届けていけるよう精進して参ります。
以下、土肥さんの意気込みを掲載させて頂きます。
土肥からのメッセージ
はじめまして。この度、Live the Dreamの新代表に就任することになりました土肥眞麻と申します。
前職で退職を全力で止められても、どうしてもLive the Dreamに携わりたかった理由。それは、どうしてもこの事業を通じ、ミャンマーの若者が夢をつかむことに貢献したかったからです。その夢ができたのは7年前、私は東京の下町に住む女子高生でした。
家庭の経済状況が悪化し、両親が離婚し、副部長を努めていた部活をやめ、
『私はみんなと比べて持たざる者なんだ』とふてくされながら飲食店でアルバイトをしていた時、自分を変えてくれたのは、“ジャパニーズドリーム”を叶えに日本に出稼ぎにきていた東南アジアの方々でした。
彼らが口々に語ってくれた、
『今はどん底でも、頑張って貯金して、母国で起業するんだ!』という志と
自分の精神レベルの差に衝撃を受け、
「環境に言い訳しない生き方があるんだ、こんな風にかっこよくなりたい」
と想い、偏差値38から大学受験に本腰を入れ、目標だった国公立大学に合格することができました。
この時に『やればできる』という自信が生まれ、それは今までずっと自分を支えてくれています。今振り返ると、この時彼らからもらったのは、『言霊』という言葉に宿っている力だと考えます。皆さんも、誰に言われた言葉が力となり自分を支えている、という経験はないでしょうか?
私は、東南アジアのロールモデルの言霊に人生を変えてもらいました。
今度は私が、ミャンマー中の若者70万人に、このメディアを通じ、
「君もできる!」という言霊を届け続け、何万人もの若者の可能性を最大限に発揮させます。だからこそ、このメディアを絶対に存続させていきたいし、そのためのマネタイズを経営者として必死でやる覚悟です。これからどうぞ宜しくお願い致します。
直近のLive the Dreamについて
Live the Dreamについて簡単に状況報告をさせて頂きます。
先日、Facebookいいね数は70万を突破しました。国も事業も違うので一重には比べられませんが、日経新聞で37万いいねなので規模的にはその倍くらいになります。ビデオ単体に関して言えば、直近の建築家の紹介ビデオが90万再生回数を記録したりと徐々にメディアとしての力を伸ばしております。ただ、まだまだメディアコンテンツへの投資段階には代わりはなく、売上ベースではまだまだの状況です。(現地語学学校の広告掲載やビデオ制作などで収益を少しは担保している状況です。)
現在、お盆でミャンマーに帰ってきているのですが、スタッフの様子を見ておりますが、本当に皆生き生きと頑張ってくれています。ここまで来れたのは本当にクラウドファンディングなどで苦しい時に時支援頂いた方々がいらっしゃったからだと思っております。
まだまだ至らぬ点の多い我々ですが、何卒どうぞよろしく御願い致します。
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