人口減少が著しい近年、特に地方では人手不足が深刻ですがその一助となり得る外国人労働者の失踪者は年間で約9,000人にも上ります。そんな会社や地域に馴染めていない外国人の方々が、プライベートの時間で日本人と交流し相互に理解を深められる場所があれば少しでも状況は改善するのではないかという想いで、東南アジア人と日本人が一緒に暮らすシェアハウス”ASEAN HOUSE”を東京都中野区にオープンしました。
また、更なる事業拡大に向け、CAMPFIREクラウドファンディングで208万円の資金調達にも成功しました。(詳細はこちら)
ASEAN HOUSEとは
『外国人労働者と地域が共生できる社会を創る』ことをビジョンとして設立された、東南アジア人と日本人が一緒に暮らす国際交流シェアハウスです。シェアハウス運営の他に、ネットワーク網を活かして東南アジア人と日本人の交流イベントも定期的に開催しております。外国人労働者を雇用している企業様向けに外国人生活サポートサービスも提供していく予定です。(後述)
<1号店概要>
場所:東京メトロ丸ノ内線・都営大江戸線『中野坂上駅』徒歩3分(中野坂上駅は新宿まで電車で4分の好立地)
家賃:¥35,000〜
おすすめポイント:①東南アジアに関する人材・情報が集まる②生きた日本語/英語に触れられる③アクセス◎
その他:男女混合 / 東南アジア以外の外国人も入居可 / 社宅として利用可 / WiFi含む家具家電完備 / 保証人不要
※東南アジア人も日本人も絶賛入居者募集中です。
設立の背景
「もう日本なんて、行くもんじゃない」と愚痴を漏らすミャンマー人に私は出会い、ショックを受けました。日本の職場では『日本語が上手くないから』と言う理由で叱られ、奴隷のように時間外労働ばかりさせられていたようです。そんな環境に耐えきれず、失踪してしまう外国人労働者の数は日本全国で年間9,000人(2018年)。人手不足の時代でより多くの外国人労働者に来て頂くためには、まずは彼らと日本人の心理的距離を縮め、外国人労働者が暮らしやすく、働きやすい環境を今すぐにでも整えることが急務だと実感しました。
解決策として、頭に浮かんだのがミャンマー在住時のシェアハウス生活でした。共に暮らす心優しいミャンマー人のシェアメイトが、私の『ミャンマーへのイメージ』を一変させたのでした。そんな体験を今度は私が『日本という国の代表』として創り、日本のファンを少しでも増やしたいというのが原体験になります。
事業の可能性
東京・中野の1号店では外国人に直接to Cで賃貸していますが、2号店からは外国人を雇用している企業様にto Bで社宅としてASEAN HOUSEを貸し出し、その他外国人生活サポートサービス(携帯や電気水道などの契約代行、地域との交流イベントの実施、メンタルカウンセリング・日本語講座など)と共にセットで提供していきます。多くの在住外国人労働者のルーツである途上国に知見・ネットワークを持つ我々が企業側の外国人材に対する知識・工数の不足を補うべく介在し、企業の外国人労働者の勤務継続率を上昇、外国人労働者が暮らしやすい日本社会を創って参ります。
2019年よりスタートした特定技能外国人制度を軸に日本で働く外国人の総数は増えていくものと思われますが、外国人失踪者を生み出すことが二度とないような土壌作りのために企業様・地方自治体と伴走させて頂きながら全力を尽くします。
<団体概要>
団体名:ASEAN HOUSE
代表者:佐々翔太郎
事業内容:シェアハウス運営、イベント運営、外国人労働者サポート業務
メールアドレス:aseanhousejapan@gmail.com
電話番号:090-4756-7803
URL:https://aseanhousejapan.com/
コメントを書く